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遠絡療法とは
遠絡療法は、東洋医学の経絡(けいらく)理論を基盤とした治療法で、体表の特定部位を刺激することで全身の機能バランスを整える方法です。経絡とは、体内を巡る「気・血・水」の通り道とされ、内臓や神経、筋肉などの働きと密接に関係しています。
体のどこかに不調があるとき、その原因は必ずしも症状が出ている部位にあるとは限りません。例えば、肩こりや頭痛の原因が自律神経の乱れや内臓疲労にある場合もあります。遠絡療法では、症状そのものだけでなく、体全体のバランスを見ながら調整していきます。
この治療法の特徴は、身体に大きな負担をかけない点です。薬剤を使用せず、侵襲も少ないため、体力が低下している方や慢性疾患を抱えている方にも取り入れやすい療法です。
自律神経の乱れと慢性症状
現代社会では、慢性的なストレスや過労、睡眠不足などにより自律神経が乱れやすい状態にあります。自律神経は交感神経と副交感神経からなり、心拍、血圧、消化、体温調節などを無意識にコントロールしています。
交感神経が過度に優位な状態が続くと、
- 不眠
- めまい
- 冷え
- 動悸
- 不安感
- 消化不良
といった症状が現れやすくなります。
遠絡療法は、神経の過緊張を緩和し、副交感神経の働きを引き出すサポートを行います。施術後に「体が温かくなった」「呼吸が深くなった」と感じられる方が多いのは、自律神経バランスが整うためです。
栄養療法との統合的アプローチ
遠絡療法は神経系のバランス調整を担い、栄養療法は細胞レベルでの代謝改善を担います。自律神経が整うことで消化吸収も改善し、栄養の利用効率も向上します。
一方、マグネシウムやビタミンB群など神経機能を支える栄養素が不足していると、神経の安定が難しくなります。このように両療法は互いに補完し合う関係にあります。
慢性的な不調は単一要因ではなく、複数の要素が絡み合っています。遠絡療法と栄養療法を組み合わせることで、より包括的な体質改善が期待できます。
当院では遠絡療法と栄養療法を統合し、自律神経・代謝・ホルモンバランスを総合的に整える治療を行っております。慢性的な不眠や頭痛、原因不明の不調でお悩みの方も、ぜひお気軽にご相談ください。
